連続テレビ小説 梅ちゃん先生 あらすじ&感想 44話 こ~んな女に誰がした~♪ [梅ちゃん先生 第8週]
NHK梅ちゃん先生 44話(5月22日放送)のあらすじと感想をお届けします。
「あかねさん!結婚するって嘘なんでしょう!」
「ほんとはお妾さんになるんでしょう」
「そうよ」
梅子(堀北真希)とあかね(宇野実彩子)のやり取りだ。
「父は戦争前に出て行ったんだけど、ひょっこり帰ってきたの」
「しかも沢山、借金を作って」
「そんな時、今の話があって・・・・・」
「相手の方、借金を返してくれるんだって」
どうして相談してくれなかったのと言う梅子。
「でもあかねさんは竹夫兄さんのことが好きじゃないの?」
「好き・・・・・だった」
「将来の夢のある人にお金の苦労をかけることはできない」
「梅ちゃんや竹夫さん(小出恵介)と仲良くなれてもう十分よ」
「歌手になれて、幸せだった。梅ちゃんのおかげで夢をみられたわ」
そうだ、あかねが歌手になるときも梅子が背中を押してくれたのだ。
歌手募集のチラシが壁に貼ってあるのを見つけた。
そのチラシには、経験者と書かれていたのだ。
経験者でなくても、試してみればいいのよ!
そう言って、勧めてくれたのが梅子だったのだ。
歌手あかね引退の日、彼女は心を込めて歌った。
闇の夜風も泣いて吹く~♪
こんな女に誰がし~た~♪
あかねは黒塗りの車に乗り、竹夫の前を去っていった。
梅子もちょうどその場に居合わせた。
「あかねさん、竹夫兄さんの夢が実現できるように祈っているって!」
松岡から梅子に手紙が届いた。
貴方の笑顔を取り戻せなかったのは、僕の努力が足りなかったから。
今度会うときは、笑顔で会えるといいですね。
相変わらず、こういうの誠実というのでしょうか?
竹夫は陽造おじさん(鶴見辰吾)のところを出て行こうとしていた。
「自分に何ができるか試してみたいんです」
竹夫は、父親の建造(高橋克実)に言った。
建造は、竹夫が陽造おじさんのところを出ていくということを聞いて
陽造おじさんのところまで、来ていたのだ。
いくらどうこういっても、自分の息子ですね。
気にかけているんですよね。
梅子が家の近くを歩いていると、隣の信郎に声をかけられる。
「最近なんかあったんだろう。悲しいこと。」
「ちょっとあんまり心配させんな!」
「えっ!心配してくれているの?」
「当たり前だよ!幼なじみだし!」
「何かあったら俺に言えよ!」
いやあ、うらやましい限りですぅ。
幼なじみで心配してくれる人がいるなんて、いいなあ!
梅子は言う。
「私も変わろうと思って!」
梅子のいつものおさげ髪はほどかれ、肩まで垂らされていた。